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東京リトルプレイスの活動について

 東京リトルプレイスは、地方から上京して進学や就職をしたいと考えている若者が、経済的な理由で夢をあきらめないように、ホームシェアで若者を応援することを目的にスタートしました。とくにシニアが自宅の空き部屋を大学生など若者に貸して同居する「異世代ホームシェア」を提唱し、シニアと若者との仲介をしてまいりました。

若者に低額で安心して暮らせる下宿を

 上京を困難にしている理由のひとつが、東京の家賃の高さです。23区内ではワンルームの家賃を月収の4分の1に抑えるのは困難で、半ルームとでもいうべき3畳の極狭物件まで現れる状況です。
 学生時代のビンボー生活は青春の良き思い出ですが、それは社会人になって豊かになるという前提があってのことです。非正規雇用が増える現在、賃金のアップが望めない社会人も多く、地方出身者は家賃のために長く苦しい生活が続いていきます。
 住まいを求める若者がいる一方で、一戸建てのマイホームでひとり暮らしをするシニアの単身世帯や夫婦世帯も多く存在します。このようなシニアの皆さまに、空き部屋を低額で安心して暮らせる「下宿」としてご提供いただくホームシェアをおすすめすることが「東京リトルプレイス」の活動です。


*参考 舞田敏彦氏(社会教育学者)データエッセイ「半ルームの若者(2020/2/6)」
https://tmaita77.blogspot.com/2020/02/blog-post_6.html)より


シニアライフに「年金 + α」のゆとりと安心を

 シニアの皆さまにも、「マイホームで賃貸収入を得る」「ひとり暮らしの孤独や不便を解消する」というメリットがあります。お子様がいても遠くに住んでいると、ご両親を日常的に見守ることはできません。ひとり暮らしは防犯・防災上の不安がつきまといます。誰かが同じ屋根の下で暮らしていればずっと安心です。他人どうしだからこそ、お互いにルールやマナーを守り、もっと楽しく刺激的な生活ができるのではないでしょうか。ひとり暮らしの孤独や不便を解消する「ルームメイト」を求めるような感覚で、ホームシェアをご検討いただければ幸いです。

マッチングサイトに移行します

 これまでホームシェアを始めるお宅に訪問調査し、住宅環境やご要望に合わせて入居募集を行い、きめ細かなマッチングをしてまいりましたので、大きなトラブルは1件もありません。しかし、ホームシェアに前向きなのに、始める前に不安を感じて断念されるケースはありました。一番の不安は「どんな人が来るかわからない」ということです。もちろん双方の合意があって契約をするので、お断りすることもできるのですが、負担に感じてしまうようです。
 そこで、ホームシェアの実践者をもっと増やすためには、住みたい若者のパーソナリティや切実な思いを「見える化」したら、よいのではないかと考えるに至りました。通常の住まい探しは、お部屋が登録されていて、そこに希望者が申し込みますが、ホームシェアでは下宿先を探したい人が自分を登録して「こんな若者なら応援したい、うちに下宿してほしい」と思うシニア(大家さん)が申し込むという逆転のマッチングです。現在、マッチングサイトを計画中ですので、どうぞご期待ください。


*ムービーに音声はありません。